費用 35,000円
作業時間
1日/1人
作業内容
コンクリート土間・雨水枡ひび割れ補修
ボロボロになった雨水枡をどうにかして欲しい
![](https://horticultural-crt.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_3061-768x1024.jpeg)
バキバキに割れています
![](https://horticultural-crt.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_2994-768x1024.jpeg)
雨水枡は崩壊していました
色の薄いグレーの部分はお客様がご自分で補修されたそうで
ヒビ割れが下の方までありコンクリートも崩れているので
補修も難しいですね
コンクリート土間自体にもヒビ割れが入ってました
あと
雨水枡がコンクリート土間のGLより4センチ程飛び出ていました
なので、車に長年踏まれた結果雨水枡が割れて壊滅したのだと
歩くとつまづきますし
雨水枡が割れてコンクリート土間下の土が流出
コンクリート土間の下の土が流出し土間にひび割れが発生
なので今回の作業は
- 雨水枡の高さ調整(コンクリート土間のGLまで下げる)
- 新しく打設するコンクリートの厚みを確保する為すきとり残土出し
- 型枠・ワイヤーメッシュを入れてコンクリート打設
- 蓋を新品に交換
ではでは早速作業に
![](https://horticultural-crt.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_3187-768x1024.jpeg)
解体していくと
既存のコンクリートにはワイヤーメッシュ無し
大体コンクリート土間にはワイヤーメッシュと言ってコンクリートを割れにくくする金属製の材料を仕込みます
コンクリートの解体作業でもワイヤーメッシュが入っているのと入っていないのとでは
メッシュが入っている方がコンクリートの強度が違うのでなかなか解体が進みません
もう一つ
コンクリート土間の下地には砕石無し
おそらく真砂土のみでした
コンクリート土間の下地には砕石(クラッシャー or RC)を5センチ程土間を打つ部分の下地に敷き
転圧して地盤を締め固めます
なので今回の原因は
- コンクリートにワイヤーメッシュが入っていないので強度が無く土間にヒビが入った
- 下地に砕石敷きが無く締め固めが不十分だった
- 雨水枡が土間のGLより4センチ飛び出していたので車が乗って圧がかかり崩壊した
だろうと思います
もしかしたらこの補修箇所の部分だけが下地不十分なのかもしれませんが
まぁ補修をしっかりしていきます
![](https://horticultural-crt.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_3190-768x1024.jpeg)
簡易な型枠ですが
新しい蓋より一回り小さく枠を作り
コンクリート部分にはワイヤーメッシュ敷き
写真ではわかりづらいですがコンクリート打設の厚みも相当とってます
![](https://horticultural-crt.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_3196-1024x768.jpeg)
蓋をサランラップの様なもので巻き
コンクリートと蓋を分離させるようにします
サランラップを巻いていなかったら
蓋とコンクリートがくっついて、蓋の取り外しが出来にくくなります
砂・セメント ・砕石を混ぜ自家製コンクリートを打設
補修箇所は周りの色と全く変わりますが仕方ないですね
数日置いて乾くと白っぽくなります
![](https://horticultural-crt.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_3230-768x1024.jpeg)
蓋に巻いていたラップを外し補修完了
ここの場所補修しましたっ!!
感はありますが雨水枡も段差が無く仕上がり良かったです
ご依頼ありがとうございました
どうしても外構作業というのはパッと見だけで作業内容を判断できず
今回の様に作業を進めていって問題が色々出てきます
その問題をクリアする為にこうした方が良い、ああした方が良いと
最初に思っていた作業とは違う作業になりがちです
外構補修に限らず新築の外構工事でも同じです
表面に見えている物のみで判断すると見当違いなことが多いです
きちんと表面を掘り下げて中を見ないとダメですね
お家周りの損傷箇所じっくり考えながら補修いたします
お庭・外構にお困り事がございましたらご相談下さい
植木・外構屋 アールガーデンワークス
R GARDENWORKS